2011年09月17日
世界遺産で
9月10日
春鹿から歩いて数分。世界遺産である元興寺様で本家本元 春鹿会を開催致しました。
毎年名月の時は、夕方から、春鹿会の会員でもある元興寺の辻村住職にお願いし、ここで開催させて頂いております。
先ずは秋の限定品 純米吟醸生詰ひやおろしで乾杯。
その後、この会の定番酒 本醸造 極味へ。
会の様子
酒がすすむにつれ、辺りも暗くなり、十三夜のお月様が・・・。
辻村住職の話も聞けて、しみじみと酒の呑む良い会でした。

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13:38
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2011年09月17日
お江戸春鹿会’11秋
9月3日、4日にお江戸春鹿会’11秋を銀座 唎き酒処 酒の穴様で開催致しました。
雨を心配しておりましたが、酒の穴の穴頭とともに晴れ男の威力を発揮!
大きく崩れることがなくて良かったです。
今回の出品酒は、純米吟醸生詰ひやおろし、純米超辛口、本醸造 極味、山廃純米超辛口生原酒 青乃鬼斬、210日熟成 純米吟醸生原酒、吟醸の6種類。
先ずは秋の限定酒ひやおろしで乾杯!
イイ香り、おいしい~とあちらこちらから声が上がりました。
前菜は野菜ディップ・ゴーヤ、人参、ズッキーニ、蓮根、焼き酒盗漬キス、菊菜とキノコお浸し、鶏ソバの実けんちん焼
とともに盃が進みました。
カンパチ、平目、ボタン海老そしてイイ物が入荷したと縞鯵の+αして頂いたお刺身には純米超辛口がてっぱん。
脂ののった魚の旨味を逃がさず活かしながら喉の奥に滑り込ませていきました。
酒の穴の鉄板メニュー「炙り鯖スモーク」には本醸造 極味の冷や酒。
千葉県の真鯖をスモークした逸品は、東京都でこのお店しか手に入らない代物。
8月下旬に試食の際、当初、吟醸を合わせようかと考えておりましたが、スモークの香り、塩加減、適度な脂ののり具合が絶品。普通は出来上がったお酒に味付けを合わせてもらうようお願いすることが多いのですが、この肴は酒の銘柄を変更させてしまうほどの味。昔ながらの穏やかな香り、程よい旨味の本醸造を合わせることにしました。この判断は、お客様の反応を見ても大正解。絶妙の相性でした。
A5ランクのお肉を使う、らん月特撰和牛肉じゃがも創業以来の鉄板メニュー。やはり、吟醸よりはお燗をしてさらに旨味の増す本醸造 極味を上燗(45℃)付近で合わせました。
芝海老射込みチーズ新挽揚げ、牛蒡素揚げ、ボリビア岩塩には取り置きをしておいた『山廃純米超辛口生原酒 青乃鬼斬』を。
熱々、とろりとしたチーズの旨味、芝海老のぷりぷりした味わいにパンチのある辛口でまろやかに旨味のった酒との相性が良かったです。
三元豚角煮 柚子胡椒風味には『純米吟醸生原酒 210日熟成』。
柚子胡椒の香りと華やかな吟醸香、豚のとろみ、角煮の甘味とお米の甘味が絡まり合いました。
鯵なめろう、木の芽生姜 吸酢には吟醸酒。
程よい鰺の脂分とお酒のまろやかな味わい、木の芽の香りと上品な吟醸香の相性が良かったです。
初日3日の様子

4日の様子
久々のお座敷、多少狭かったように思いましたが、かえってお互いの距離が近くなり、新しい友人が出来ましたという方やご一緒した方が楽しくて・・・あっという間に時間が経っていたというご感想も。皆様の笑顔が何よりうれしかったです。
2日間のアンケートを集計した結果、お酒の1位は『純米吟醸生詰ひやおろし』。
2位に『純米吟醸生原酒210熟成』、3位に『純米超辛口』、僅差で、その他のお酒が続きました。
お料理は2位を大きく引き離すダントツで「炙り鯖スモーク」、
2位に「らん月特選和牛肉じゃが」。
組み合わせは1位は「お刺身と純米超辛口」、2位に「炙り鯖スモークと本醸造 極味」となりました。
酒肴が抜群に美味い老舗店 酒の穴様へ是非、足を運んでみて下さい。
酒の穴
http://www.sakenoana.com/
翌朝
宮城県東京事務所に伺い、所長に今回皆様から頂戴したお気持ちをお渡しして参りました。次回の『お江戸春鹿会』でもこのような活動をしたいと思っております。
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11:52
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2011年09月12日
ふたたび神奈川で春鹿の会
8月28日
24日に開催した七福様に納入されておられる神奈川の酒屋さんから依頼を受け、南武線 武蔵中原駅から徒歩10分、清水家様で話飲会~春鹿の蔵元を迎えて~を開催致しました。
今回は先方の要望もあってお酒の会としては最多の11アイテムを用意。
きき酒順に『純米超辛口』、『旨口四段仕込み純米酒』、『純米吟醸 封印酒』、山廃純米超辛口生原酒『青乃鬼斬』、『山廃純米超辛口生原酒 赤乃鬼斬』、『純米酒 奈良の八重桜』、『木桶仕込み 四段純米生原酒』、『純米吟醸生原酒 初呑み切り』、隠し酒として発売前の『純米吟醸生原酒 210日熟成』、『純米大吟醸生酒 斗瓶囲い』、『純米大吟醸 活性にごり生酒 しろみき』はいつものように上澄みとにごり酒を最後に。
このお店で開く会は、少量ずつきき酒をし、コメントを書きながらお料理も頂くスタイル。
お酒に詳しい方が多いということなのでそれぞれのお酒の造り方やこだわりについて話していきながら会を進めました。
清水家のご主人がお料理の説明
さんまの刺身、豆乳豆腐、鮎の塩焼き、金目鯛の炙り、海老茗荷の酢の物、ローストビーフの冷たいきのこ添え、お新香、ニョッキグラタン、明太とろろ
会の様子
そこそこ呑んでいらっしゃるにもかかわらず、最後は、お一人お一人から今日の、春鹿の感想を発表する真面目さにビックリ致しました。
抜粋して少しご紹介します。
春鹿さんのお酒に対する愛情と情熱がそのまま伝わってくるようなお酒たちでレベルが高いうえに、それぞれが独立した完成度にびっくりしました。・・・本日は素敵な出会いありがとうございました。(S田様)
日本酒本来の深みとおいしさをいにしえからの匠の技をとおし、いまに伝える春鹿さんの技に完璧にうちのめされました。
(O川様)
蔵の哲学、造り手のあり方に一貫性が感じられ、春鹿が好きになった。・・・(中略)日本酒の王道は守っているが、雰囲気はやわらかく心が落ち着く歴史のある町のおもてなしを感じた。(U沖様)
周りの皆様にお勧めしたいには木桶仕込四段純米生原酒。ひと口含めば生原酒らしい重々しさ。しかし、喉に至るまでにはしなやかになじむ。味わいは食事に合わせて変幻自在。・・・このお酒にはファンタジーをふくらませる力がある。(O溝様)
飲む人達の環境や場面まで考えた一つ一つの醸し方に社長、杜氏をはじめ蔵に携わる全ての人の「想い」を感じました。
(S賀様)
抽選会も大盛り上がり
〆はお店の前で記念撮影。
毎年は出来ないけれどまたやりましょうと、清水家さんのご主人。
こちらこそ、よろしくお願い申し上げます。
清水家
http://home.q00.itscom.net/sakenomi/
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18:00
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2011年09月12日
有田で春鹿の会
8月26日
博多から特急みどりで約1時間半。
福岡の友人と博多でお酒の会をしようということが、話がひろがり磁器で有名な有田で会を行うことになりました。

場所は日本料理 保名様。ここのご主人と友人がお知り合いで快くお引き受け頂きました。

会の前に本日お越し下さる窯元様を全部とは行きませんでしたが、ご挨拶を兼ねて
源右衛門窯様、今右衛門窯様、李荘窯様に伺いました。
工房で絵付けを拝見させていただいたところも。








お酒の会は夏の定番 『純米大吟醸活性にごり酒 しろみき』の上澄みで乾杯!

『純米超辛口』、『純米吟醸生原酒』、『本醸造 極味』、『山廃純米超辛口 青乃鬼斬』、『純米大吟醸生酒 斗瓶囲い』
と保名様のお料理を楽しみました。

有田の名物 ごどうふ・・・豆乳と葛を火にかけて固めた物。胡麻豆腐より少しやわらかでプルンとした食感で、九州地方特有のあまくち醤油、また酢味噌やすりゴマと醤油を混ぜ砂糖で味を整えたごま醤油、わさび醤油で頂く。

九州では「くつぞこ」と呼ばれる舌平目の煮付けも。




焼き物の町 有田で楽しい会が出来ました。





翌日は香蘭社様に御礼を兼ねて訪問。

会社のあゆみを感じる展示室を拝見させて頂きました。

そして特別に昭和天皇がお越しになった貴賓室にもご案内頂き、畏れ多いことですが、陛下がお座りになった椅子にも座らせて頂きましたm(_ _)m


また、皆々様にお会い出来ますことを楽しみにしております。
博多から特急みどりで約1時間半。
福岡の友人と博多でお酒の会をしようということが、話がひろがり磁器で有名な有田で会を行うことになりました。
場所は日本料理 保名様。ここのご主人と友人がお知り合いで快くお引き受け頂きました。
会の前に本日お越し下さる窯元様を全部とは行きませんでしたが、ご挨拶を兼ねて
源右衛門窯様、今右衛門窯様、李荘窯様に伺いました。
工房で絵付けを拝見させていただいたところも。

お酒の会は夏の定番 『純米大吟醸活性にごり酒 しろみき』の上澄みで乾杯!
『純米超辛口』、『純米吟醸生原酒』、『本醸造 極味』、『山廃純米超辛口 青乃鬼斬』、『純米大吟醸生酒 斗瓶囲い』
と保名様のお料理を楽しみました。
有田の名物 ごどうふ・・・豆乳と葛を火にかけて固めた物。胡麻豆腐より少しやわらかでプルンとした食感で、九州地方特有のあまくち醤油、また酢味噌やすりゴマと醤油を混ぜ砂糖で味を整えたごま醤油、わさび醤油で頂く。
九州では「くつぞこ」と呼ばれる舌平目の煮付けも。
焼き物の町 有田で楽しい会が出来ました。

翌日は香蘭社様に御礼を兼ねて訪問。
会社のあゆみを感じる展示室を拝見させて頂きました。
そして特別に昭和天皇がお越しになった貴賓室にもご案内頂き、畏れ多いことですが、陛下がお座りになった椅子にも座らせて頂きましたm(_ _)m
また、皆々様にお会い出来ますことを楽しみにしております。
Posted by 春鹿 at
10:25
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2011年09月10日
綱島で春鹿の会を開催
8月24日
新横浜から約10分、綱島にある魚料理のお店 七福様からお声を掛けて頂き、「春鹿を楽しむ会」を開催しました。
七福さんは、魚がとびきり美味いと評判のお店。早朝、横須賀で仕入れてきたネタしか出さないという。(2日目の方が美味しくなる魚は除く)
聞くところによると漁師がその日揚がった魚をバケツから出した瞬間、買い付けに来た人たちで殺到するので5秒で品定めをし、魚を取り合いをする熾烈な争いするとか。。。
さらにこだわりがある。新鮮なものを食べてもらいたいと会が始まるギリギリで魚をさばくご主人。
当日の出品酒
先ずは、参加者みんなで少しずつ全て出品酒のきき酒をする。
きき酒の順番は、純米超辛口、山廃純米超辛口生原酒『青乃鬼斬』、本醸造 『極味』、純米吟醸生原酒 初呑み切り、木桶仕込み 四段純米生原酒、純米大吟醸 活性にごり生酒 『しろみき』の上澄みそしてにごり酒、最後に隠し酒として発売前の『純米吟醸生原酒 210日熟成』。
お料理はひと苦労して仕入れた新鮮な海の幸。これらの肴を食べながら、きき酒をしていく。
お客様のアンケートより
本日呑んだ中で一番好きなお酒は純米超辛口が1位、2位に『純米吟醸生原酒 210日熟成』。
人にすすめたい酒という質問では純米大吟醸 活性にごり生酒 『しろみき』、本醸造 『極味』、『純米吟醸生原酒 210日熟成』が同票の1位となりました。
会の様子
これからも春鹿のお引き立てをよろしくお願い申し上げます。
七福様
http://r.tabelog.com/kanagawa/A1402/A140204/14017380/
をお客様の
Posted by 春鹿 at
15:53
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2011年09月09日
豊橋でお酒の会
8月20日
豊橋にある三河屋東田店様よりお声がけを頂き、楽酒塾 春鹿を楽しむ会を開催致しました。
店の半分が居酒屋になっているお店でもあります。
楽酒塾のドアの取っ手は鹿の角
店内にはいると壁には張り紙が・・・。
先ずは講師らしく、日本酒発祥の地といわれる奈良の歴史や、お酒の説明を行いました。
本日の出品酒
『純米大吟醸原酒しろみき』、『純米超辛口』、『本醸造極味』、『純米吟醸生原酒 初呑み切り』、『木桶旨口四段仕込み純米生原酒』。
夏の定番 『純米大吟醸原酒しろみき』で乾杯。その後、にごりのある部分と飲み比べしました。
にごり酒というのは混ぜてから飲むのが当たり前と思っていたので味わいの違いに一同ビックリ!
先ずは、塾生となったお客様のハートを掴めました。
お刺身には、『純米超辛口』。
煮物には極味のお燗酒。冷やとの味わいの違いも実感して頂きました。
関西の酒屋さんが来店され、タンクの呑みを切って(タンクから酒を出すところを呑みと呼び、開けることを切るという)出されたお酒の中から本年度の七夕酒に選んだ『純米吟醸生原酒 初呑み切り』。その香りの高さ、ふくらみに、一つの酒蔵でこれだけ味わいが違うのかとという印象を受けられたよう。
メインディッシュで出されたローストビーフには最後の数本を取って置いた木桶仕込 純米生原酒を合わせました。
そのまったりした濃厚な味わいに「うま~い!」の声が上がりました。その後、生酒のお燗にもさらに美味しいの声が。
当日の塾生の皆様

三河屋東田店のお父様、ご子息、そして裏方で支えて頂いたお母様、奥様、お世話になりました。
これからも春鹿のお引き立てよろしくお願い申し上げます。
Posted by 春鹿 at
22:54
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2011年09月09日
なにわ春鹿会’11夏
久しぶりのブログですm(_ _)m
8月6日
『なにわ春鹿会』を北新地でこだわりの野菜を扱う八百屋さんが経営する食彩 四音様で開催しました。
今回のテーマは夏の鱧と秋の松茸。
先ずは、純米大吟醸にごり生酒『しろみき』の上澄みで杯を上げ、会がスタート。
前菜の松茸寿司 鰻巻玉子 辛子蓮根 だだちゃ豆 丸十蜜煮と。濁っている部分は冷菜としてジャガイモの和風ヴィシソワーズと合わせました。
明石鯛 鱧焼霜 鮪のお造りには、切れ味抜群の『純米超辛口』。
和牛やわらかと夏野菜のロースト 山葵醤油、木の芽味噌には、『純米吟醸生原酒』。
柔らかなお肉の旨味、木の芽味噌の香りと相性が良かったです。
松茸と穴子天ぷらには山廃純米超辛口生原酒『青乃鬼斬』。
キレ味抜群の辛口が素材の旨味を活かしつつ、油をしつこくないように斬っていきました。
鱧と松茸鍋には2010年度お燗酒コンテストで金賞を受賞した本醸造 『極味』。穏やかな香りと味わいがお鍋料理とやさしく一体となりました。
アンケートを集計しますとお酒はダントツで香り華やか、ふくらみ豊かな純米吟醸生原酒に票が集まりました。
お料理はお鍋が1位、1票差で松茸、穴子の天ぷら。組み合わせとなると『純米吟醸生原酒』、山廃純米超辛口生原酒『青乃鬼斬』に「松茸や穴子のてんぷら」が同票の1位でした。
芳醇な香りの生原酒やパンチのある辛口生原酒と揚げ物の相性が良いというご感想が多かったです。
ご参加下さった皆様ありがとうございました




いつもながら四音の山中オーナーご夫妻には大変お世話になりました。
そして四音の安積料理長、ソムリエの上林さん、スタッフの皆様ありがとうございました。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
「厳選された旬野菜」が味わえる北新地の大人の空間。
「食彩・四音(しおん)」
http://r.tabelog.com/osaka/A2701/A270101/27004836/
Posted by 春鹿 at
16:20
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