2011年05月29日
ハワイから
5月26日
昨年11月ハワイ出張の初日、夕食にご招待下さったMr&Mrs Cご夫妻が夕食をご一緒しましたMr&Mrs I村ご夫妻とともに再び春鹿に来蔵されました。

毎日、夫婦で720mlを1本愛飲されているハワイでNo.1の日本酒党と言っても過言ではない2組のご夫妻です。
特に純米、純米吟醸、大吟醸の生酒がお好きでした。
華やかな吟醸香、また柔らかなお米の味わいのあるお酒ばかり。ハワイには無いお酒をたくさんお求めになりました。
来年2月以降、新酒の売り出しとともに再びハワイを訪れる事になりそうです。
仕事ともにご縁が広がり、楽しみです。
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21:52
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2011年05月22日
ANAビジネスクラス
来月より8月末までANAビジネスクラスの短距離路線に春鹿の純米吟醸酒100mlが搭載されます。
短距離路線:ハワイ、中国、ソウル、台湾、ムンバイ、ホーチミンです。
7月初め、シンガポールに出張致しますが、中距離クラスなので残念ながら搭載されておりません(T_T)。
といってもエコノミークラスでしか行かないのですが・・・(^_^;)
ご出張ならびに夏休みなど、短距離方面へご旅行に向かわれる皆様、ビジネスクラスそして高度30000フィートで春鹿は、いかがでしょうか(^o^)
また、成田空港のANAファーストクラスのラウンジでは引き続き、『純米吟醸生酒しぼりばな』がお世話になっております。
ANA様、今後ともよろしくお願い申し上げますm(_ _)m
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14:43
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2011年05月18日
愛知県へ
5月15日
奈良から約3時間、愛知県西尾市のお得意先である日本名門酒会加盟店「やっこ酒店」様主催 「おいしいお酒を楽しむ会」に参加してきました。北は宮城県~南は鹿児島まで参加は10蔵。
年間いろんなお酒の会に参加させて頂いておりますが、この「やっこ酒店」の会には私設応援団が大勢いらっしゃること。

皆さん気さくで良い方ばかり。全員でおそろいのハッピも作られて、このハッピを着て日本名門酒会本部主催である日本酒天国(東京)にもお越しになります。
それもこれも酒店ご夫婦の人柄の賜物。いつも感心させられています。
日本名門酒会へ修行に出されているご子息も手伝いに帰省。
打ち合わせの後、偶々、当日が彼の誕生日ということでサプライズでケーキを用意し、
ハッピーバースデイの大合唱~♪♪♪となりました。
今回、春鹿はギフト部門として『純米大吟醸原酒 華厳』、季節部門に『純米吟醸生酒』、毎日の晩酌部門に『本醸造 極味』を依頼頂きました。
それにメーカー出品として『純米大吟醸活性にごり酒 しろみき』、『発泡純米酒 ときめき』を入れて5アイテムをお楽しみ頂けるようにしました。さらに春鹿の奈良漬と大和肉鶏の炭火焼きを珍味として。
スタート早々、珍味を求めて大勢の方がブースへ。

『純米大吟醸活性にごり酒 しろみき』は一番人気で、おかわり続出!
珍味2種類も大好評でした。 どちらも販売もありましたが、すぐに売り切れてしまう人気だったようです。
がんばろう日本が合い言葉。
東北の酒蔵には大きな拍手と生酒の量り売りも。大勢の列が出来ておりました。
1時間半のイベントはあっという間に終了。酒蔵一同で笑顔のお客様をお見送りし、終了。
片づけ後、打ち上げ会場へ。
打ち上げでも愉快な出し物があり、酒蔵も明るく元気になる会でした。
やっこ酒店様、応援団の皆様、お世話になりました。
これからもお引き立てよろしくお願い申し上げます。
私設応援団の皆様との酒蔵見学など、お会いできますことを楽しみにしております。
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16:36
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2011年05月18日
久々に
5月14日
久々に地元 『春鹿会』に参加致しました。
この会は昭和35年から毎月第2土曜日に一回も休会せずに開催され、本年51年目。この日616回となりました。

会員は開催ごとに当番幹事が代わり、酒肴と宴席の中での話を用意する。
先ずは今月からの限定酒 純米吟醸生原酒500日熟成『杜氏のひみつ酒』で乾杯。

肴は幹事が天川村で採ってきた山菜の天ぷらなどなど。


盛り上がってきたところで幹事の一人である漆工芸作家の先生の話。
『春鹿会』定番である本醸造の冷や酒の盃もすすみ、しっとりした大人の会になりました。

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14:41
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2011年05月18日
東京へ
5月11日
日本名門酒会(株)岡永様で、ちょこっと打ち合わせした後、春鹿がお世話になっている東京駅周辺のお店を訪問。
夕方から四谷3丁目へ。
SAKEHALL HIBIYA BAR様プレオープンの時、納入酒店である折原様の副社長から「開店以来、ずっと春鹿がお世話になっている「継ぐ鮨政」様に行きましょう」とお誘いを受けており、折原様の顧問と3人で伺いました。

酒に合う肴、鮨に春鹿の超辛口で一杯。





旨い肴に盃がすすみました。
遅れて常務様にもお越し頂き、ちょこっと打ち合わせも。
次回は折原様が経営されている折原商店様に伺う予定です。
http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131303/13123491/
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14:19
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2011年05月17日
女子大附属小学校
5月3~5日、春鹿の酒蔵SHOPには500人超のお客様がきき酒を楽しんで頂きました。
関東方面からのお客様も多く、ご来蔵、大変有り難いことと存じております。
GW明けの6日、朝9時前、春鹿には近くの女子大附属小学校から依頼を受け、5年生38名、引率の先生方2名合わせて40名様が来蔵。
酒蔵見学会です。
先ず、酒造りのビデオを見てイメージ。その後、オフシーズンながら酒造りの現場へ向かいました。
その後、生徒の皆様からの質問タイム。
さすがは5年生。
若い方にウケるデザインなど工夫はしていますか? 商品開発は? アルコール分の低いお酒の開発は?奈良にちなんだお酒は?などなど。先生が想像していたよりもかなり多いご質問を頂戴し、大いに盛り上がりました。

生徒さんからは「今は10歳だけど大人になったら春鹿呑みます」とうれしい言葉があちらこちらから。
社会見学ながら逆に元気をもらいましたね。
一人でも多くの方に日本酒 春鹿が身近な存在になればと思います。
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17:36
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2011年05月17日
六本木ヒルズ
(株)酒文化研究所様、数蔵元様、卸問屋様が実行委員となり、日本酒造組合中央会が後援する第1回「ワイングラスで美味しい日本酒アワード2011」において春鹿の『白滴 而妙酒(はくてき じみょうしゅ)純米吟醸』 が金賞を受賞致しました。
4月28日、その表彰式が六本木ヒルズ アカデミーヒルズ40Fで開催され、参加致しました。

会場の様子(酒蔵をはじめ、酒類業界関係者300人ほど
表彰式に先駆けて、このアワードの名誉顧問でエッセイスト・画家 玉村豊男様の記念講演「ワイングラスが開く日本酒の未来」、そして(株)酒文化研究所 山田聡昭所長の「ワイングラスで日本酢サービスのコツ」のセミナーがございました。
ワイングラスで日本酒 何が変わる?
①香りがわかる
②日本酒が見える
③注ぎこぼさなくて良い
④のんべの方には向かないかもしれないが、グルメな方に薦められる
⑤ビギナー&ライトの目に訴える
⑥フルーツを軽く漬けても美味しい
これからの日本酒に新たな動きが起こる企画となればと思っております。
終了後、久しぶりに神楽坂の和酒バー「風雅」様へ。
先ずは、珍味三点盛と純米超辛口で一盃。
続いてエゾ鹿のサラミと生ハム。噛めば噛むほど味わいが出てくる肴に盃が進みました。
和牛の蒸ししゃぶ
〆は、このお店の名物 「温泉湯豆腐」と季節商品である『純米大吟醸活性にごり酒 しろみき』。
春鹿流にごり酒の飲み方は瓶を振らずに、先ずは上澄みを頂く。
吟醸の上品な香味と酵母から生まれた泡が絡み合って実に旨い。
ちびちび呑んでいるうちに鍋の表面が膨れてくる。
女性店長の「もうイイですよ~」の合図が待ち遠しい。

熱々でとろっとした歯ざわり豆腐は、お店特製の濃厚なゴマダレで頂く。
自然攪拌で混ざってきた、にごり酒とこのタレの相性は抜群!
底の部分は、オンザロックで。おすすめの組み合わせです(^_^)v
風雅様、今後ともよろしくお願い申し上げます。
調子に乗ってもう一軒、はしご酒。「午後10時からなら行けます」と言われていた湯島の「くろぎ」様へ。
お正月の樽酒から始まり、通年は純米超辛口と木桶第2弾 四段仕込み純米生原酒がお世話になっている日本料理のお店です。昨年ミシュランの☆店に選ばれたお店です。
酒肴と木桶のぬる燗で一盃。

偶々、お知り合いの方もいらっしゃり、話も盛り上がりました。
くろぎ様お世話になりました。
これからもよろしくお願い致します。
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15:43
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2011年05月10日
東日本大震災支援・チャリティ講演会 in 京都
4月25日
京都商工会議所にて、小阪裕司先生の東日本大震災支援・チャリティ講演会に参加致しました。
演題は、「今、この時だからこそビジネスパーソンに伝えたいこと」。(これからの消費の読み方と商工業が元気になる具体的手立て)。 どうしたらよいのかと思っているこの時にもっとも聞きたい話でした。
先ず、消費心理は、どこへ向かうのか。
マズローの欲求段階説によると大震災後、東北地方では、生きていくにおいて先ず大切な生理的欲求や安全欲求が脅かされている状況が続いている。今後、復旧、復興が進むと共に、「心の豊かさ」や「日々の生活の充実感」を求めるという中長期のメガトレンドになっていく。この方向性は不変であるとの事。
単なる「モノ」は売れなくなり価格訴求の効果が下がる。業種・地域・規模を問わず、自分にとって「欠くべからざるもの」と「なくてもいいもの」に二極化するという新しい時代に始まったと。
これからの大切な3つのビジネス要素
①世界観 ②価値創造 ③絆
これらの要素を持った「マスタービジネス」が確立できる企業が「価値創造企業」。
「価値創造企業」とはお客様がこの会社・企業と関わることで心の豊かさが得られる存在ということ。
このビジネス実現に向けて不可欠な行動指針は
①お客様から「ありがとう」と言われる商いであること。
②「美学」に基づく商いであること。
③持続可能社会を形成・維持する要件と矛盾せん商いであること。
そして最後に商いが持つ本来の力→商道による復興と新しい社会の構築であると言われました。
小阪先生、休憩無し、約3時間のご講演、まことにありがとうございました。
微力ながら春鹿も商いの力を出していこうと思いました。
なお、今回のチャリティー講演は破格の2000円という参加費+お気持ち。
合計、約100万円が集まり、東日本大震災の支援金となりました。
その後、講演を一緒に聴いていた白嶺酒造 社長のご手配で司牡丹酒造 社長と3人でお得意先のトミナガ酒店様が経営されているイタリアン「イル・カッペッロ」へ。



その後、トミナガ酒店様のお得意先の「まゆめ」さんで司牡丹・春鹿を楽しみました。

3人がお酒の仕事以外で集まって呑む機会もめずらしく、ゆったりした気持ちも手伝い、早い時間から、大いに語り合い盛り上がりました。
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10:23
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2011年05月07日
春鹿寄席
4月23日
第22回春鹿寄席を開催しました。
先ずはレギュラーの笑福亭純瓶さん。
ライフワーク 奈良創作落語のネタおろしは、『大峰山の荒行』。
大峰山には「西の覗き」と呼ばれる場所がある。肩につけた命綱をつかんでいてもらいながら、そそり立つ絶壁から命を断つ覚悟で身をのり出し、仏の世界を覗くという修行場。
噺は、スーパーの店長が店員達を、この非日常的体験の別世界に連れて行き、新たな境地に目覚めてもらい、売り上げアップをしようという内容。しかし、店員達は新たな境地ではなく、懺悔や店長個人にもかかわるカミングアウトも飛び出す始末。最後は店長の番だが、修行を拒否。「怖いのか?」の問いに「荒行の辛さより都会の生活(店員達の衝撃の告白)の方がよっぽど辛い」という一言でオチ。
続いては、桂まん我さん。
この春鹿寄席のお客様が聞く体制でいらっしゃる。短い話ではなく、長い落語がやりたくなる会場ですと褒めて頂きました。
お題は『桜宮』。時節柄、造幣局の通り抜けで有名な桜宮でする江戸時代の花見の話。
単に酒を飲んで、わあーわあー言うだけの花見では面白くない。芝居をする趣向を考える。
ストーリーは、兄弟の巡礼が親の敵を捜し、この桜宮で仇の浪人に出会う。いよいよチャンチャンバラバラが始まろうとする時、六部(出家をして全国を回る修行僧)が「この勝負、みどもにお任せ下され!」と中に割って入り、何をするかと思いきや背おっていた「おいびつ」の中から、毛氈と酒、肴を並べて巡礼、仇の浪人と一杯飲む。周りの花見客をハラハラさせる芝居をして楽しもうというのだ。いよいよ本番という時、六部に化けた男は桜宮に向かう途中でその服装に驚いた叔父に捕まり連れて行かれる。桜宮では、そうとは知らぬ巡礼役の二人の前に本物の侍が現れ、傍に芝居用仕込み杖を練習する舎弟役を見て、侍達は本物の仇討ちであると勘違い。「ご本懐を!」と言葉の助太刀を言い、その場を立ち去る。その後、仇役の浪人が現れ、芝居が始まり、辺りは騒然とする。稽古の通りの台詞、チャンバラをしているところに先程の侍達が戻って来て、助太刀に加わる。二人共、剣の達人。本当に斬られるとばかり浪人役、そして巡礼役も逃げ回る。何故逃げるのか分からない侍達はそれを追い、お互いに傷がないことで「勝負は五分と五分。勝負はこれからと叫ぶ。」。
オチは「六部が来ないと納まりまへんねん」。
7人の登場人物を使い分けた、まん我さんの身体全身を使った噺に、どんどん引き込まれていきました。
2席目の純瓶さんの噺は古典落語『平の陰』。
義務教育が行き届いている現代と違い、字の読めない、書けない人が多かった時代の噺。
字が読めない男が、自分に来た手紙を読んでほしいと本棚に難しい本が並び、新聞を読んでいる年長者を訪ねる。実はこの人も字が読めない。読めるふりをしているのだ。男と年長者の掛け合い、「どこから来た手紙ですか?」。「郵便やさんが持ってきた」、「そうや無くて、差し出し人は誰ですか?」 「人に頼ってばかりではなくて読めなくても努力をする気持ちが大事」と説教をする。「字が書けて手紙を送るような心当たりは?」 「親戚のおじさんなら?」と答えると、「そうや、おじさんから来た手紙や。もう帰り」と調子を合わす。中身を見る前に「不幸があったんと違うか? 薄墨で書いてあるぞ」、「それは裏と違いますか?」と逆に男から指摘される。その後も手紙の内容をめぐって同じようなやり取りが繰り返される。肝心な内容は法事の時にお膳を貸しほしいと男が言うことに話を合わせる。字が読めないことがバレてほしくない年長者は手紙のやりとりを一刻も早く終えたい。 しかし男から次々に質問される。「お膳の数は?」の問いに「お膳の数は、ん人前、これにて、さようなら」とごまかす。それ以外に大平(大きい皿)も書いてませんか?」には「追伸、大平も貸して下さいと書いてある。さようなら」とまたまた調子を合わす。「徳利の事は書いてまへんか?」、「徳利も書いてある。今度こそ、本当にさようなら、もう帰れ」。「おかしいな~。猪口の事は書いてませんか・・・?」の問いに「猪口は書いてあるけど大平の陰で見えなんでん」がオチ。登場人物の二人の掛け合い、苦し紛れに調子を合わすやりとりが実に面白かったです。
トリは笑福亭風喬さん。
春鹿寄席らしくお題は『試し酒』。
酒好きで商人仲間の旦那宅へ近江屋の主人が供の久蔵を連れてやってくる。すぐ帰るというのを引き留め、話をしているうちに、いつしか話題は酒飲み談義へ。
主人は久藏の大酒飲みを自慢する。一度に軽く五升は飲み干せるというのだ。
「もし、目の前で五升飲み干せたらお小遣いをあげよう」という。反対に、主人が負けたら、この旦那をご馳走いたしましょう」
「負けたらウチの主人が、この旦那を招待…? 主人の面目が台無しになるなぁ」
久蔵、少し考えさせてほしいと言って表へ。暫くすると戻ってくる。
いよいよ勝負の開始。
主人が用意した一升入りの大杯には「武蔵野」という銘がついている。武蔵野の原は広い、野が見つくせない、「のみつくせない」という洒落。
この大杯で息もつかずにまず1杯、その後、あっという間に5杯、飲み干してしまった。
飲みっぷりに感心した旦那が驚いて約束通り、お小遣いを渡す。そして「飲む前に考え事してくると出て行った。どうやったらそんなにお酒が飲めるか? おまじないでもしたのか?」教えてほしいと訊ねる。
帰ってきた返事は?
「今まで五升を計って飲んだことがなかったから表の酒屋へ行って、試しに五升のんできた」がオチ。
1升が入る大杯を扇子に見立てて呑む仕草と五升の酒を飲むところは芸のみせどころ。
一杯ごとに酔いが増し、最後の五杯目には引きつけられました。
風喬さんが育った福岡の博多弁で演じる久藏の口調、
そして酒の都々逸「お酒飲む人、花ならつぼみ。今日も酒(咲け)酒(咲け)、明日も酒(咲け)」の披露も面白かったです。
2部の交流会の様子
『南都霞酒』と『木桶仕込み 純米生原酒』の冷やとお燗で大いに盛り上がりました。
Posted by 春鹿 at
18:44
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