2012年01月03日

博多春鹿会


12月13日

1年ぶりとなる『博多春鹿会』を春吉にある寿司、創作料理の『忠助』様(http://rp.gnavi.co.jp/3111139/)で開催しました。


忠助の松本オーナー様の提案で忠助様のお料理と料理の鉄人 ムッシュ坂井が展開するラ・ロシェル福岡店(http://r.gnavi.co.jp/f077400/)の菅原シェフ、デザートに福岡の人気店オペラ(http://www.opera-sweets.com/)様と春鹿の饗宴となりました。

先ずは『純米大吟醸 神授』で乾杯!
鑑評会に出品するこのお酒は、香り高く、芳醇な旨味たっぷりな味わい。美味しいという声やニコッとされたお客様の笑顔が印象的でした。
自家製からすみ、鯖の燻製と春鹿の奈良漬を合わせたもの、春鹿の屠蘇酒に鴨のフォアグラを漬け、コロッケ風にしてオレンジの香りをアクセントに。ビーツ赤白 柿のコンポート 春鹿の活性にごり酒しろみきのジュレを合わせました。


途中でシャンパングラスで『ときめき』も。
今まで食したことのないアミューズの一品もありとお酒の取り合わせにお客様もワクワク。香りと味わいがとても面白かったです。

柚子釜 鮑の唐揚げ、白子の味噌漬焼きには、『奈良の八重桜』。


リードヴォウと三瀬鶏せせりのソテー、ラフランスとロックフォールチーズ(はちみつ、くるみ、イチジクをあしらって黒胡椒)にはしぼりたて新酒の『純米吟醸新酒しぼりばな』。


エビフライには香り高く、旨みのある純米吟醸生原酒210日熟成。


エゾ鹿のロースト 『山廃純米超辛口原酒 鬼斬』。
コクある赤ワインソースに日本酒が合うのかと思っておりましたが、隠し味の西京味噌がその間を取り持ち、エゾ鹿の旨みを見事にコントロール。パンチのある辛口が絶妙の相性となりました。


柿の葉寿司、めはり寿司に穏やかな香りと程よい旨口の『本醸造 極味』をお燗酒で。

デザートには、春鹿マティーニ。純米超辛口のアルコールを飛ばして、ゼリーと合わせて、
オリーブの代わりにチョコレートを添えて。


両シェフが、お酒の味を確め、創作コラボしたお料理と春鹿のお酒は今までの常識にとらわれない組み合わせとなりました。

出品したお酒


お酒は山廃純米超辛口 鬼斬が一番人気。お料理との相性もエゾ鹿のロースト コクある赤ワインソースには『山廃純米超辛口原酒 鬼斬』がダントツの評価でした。

ご参加のお客様


忠助の松本オーナー(右)、ラ・ロシェルの菅原シェフ、そして裏方で取り仕切ってくださった日本酒コーディネーターの久加子さん、大変お世話になりました。厚く御礼申し上げます。


次回も楽しく美味しい『博多春鹿会』を開催したいと思います。


 







  
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2011年12月25日

博多で


12月12日

福岡で『博多春鹿会』を開催する前日、過日『有田春鹿会』でお越し下さった一部の方々と忘年会。
博多の食べ物といえば、明太子、長浜ラーメン、漁獲量No.1のふぐ(ふく)・・・。
今回は、友人Kさんのお陰で滅多に頂けないアラを。 それも快眠活魚(かいみんかつぎょ)」させた物。

快眠活魚・・・活きた魚に針を刺すことによって、眠らせてから活け締めする技術。獲れたての鮮度を長く保てるという。
さらにそれを3日間熟成させたすごい逸品。


噛めば噛むほど上品な旨味が出てきました。また、快眠技法によりテーブルに並べてありましたが、最後までまったく乾かない刺身にビックリしました。

その後、アラ鍋も


翌日はこの日、合流され、深夜まで一杯呑んでいた野村健二さんのお店へ。
創作フレンチレストラン、リストランテ、イタリアンレストランバーと3軒を経営する若き凄腕オーナーシェフです。

創作フレンチレストラン ラターブル・ド・プロバンス(http://provence-fukuoka.com/)に伺いました。

料理の数々


博多に頼りになる知人が出来ました。
野村シェフと


夜は1年ぶりの『博多春鹿会』を開催へ。



  
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2011年12月17日

お江戸春鹿会'11冬

              
12月3日~4日

『お江戸春鹿会』
 
虎ノ門から徒歩数分、日頃、純米超辛口がお世話になっているSakeBistroW様(http://r.gnavi.co.jp/g107806/menu3.html)で『お江戸春鹿会』2日間に分けて開催致しました。

初日3日は、以前、春鹿の酒蔵にお立ち寄りになり、昨年、カナダ大使館での酒イベントでお世話になったカナダ大使館のデイビッドさんに乾杯の挨拶をお願いしました。カナダで話されるフランス語、英語乾杯のかけ声、「サンテ」、「チアーズ」、そして日本語で「カンパイ」と言われたのが印象的でした。


カンパイの酒は、もちろん出来上がったばかりの新酒、『純米吟醸新酒しぼりばな』。
NYで毎年大人気の季節銘柄でもあるこのお酒。12月14日、アメリカに向けて発送致しました。
イイ香り~!美味しいと声が上がりました。清涼感あふれる吟醸香と軽やかな旨みのあるお酒は、
①和風ラタトゥイユ チーズ豆腐 帆立のスモーク、そして発売したばかりの燻製の奈良漬と合わせました。


中でもチーズ豆腐に「どうやって作るのですか? レシピ教えて~」と声や燻製の奈良漬には、「えっ、こんなの食べたことない。酒のつまみになる~。奈良漬は嫌いだけどこれはイケる!」と大評判でした。

②味付けをした刺身 ふぐ昆布〆 鰤ゴマポン酢 北海ダコ炙り塩には、まろやかなお米の旨味、甘みのある『旨口四段仕込み純米酒』のお燗酒。


③広島 生ガキグラタン 春鹿 新酒酒粕入りには、『木桶山廃純米生原酒』。
濃厚なブラウンソースにふわっと立ち上がる新酒の香り。
プリッとした牡蠣を酒粕の入ったソースがコーティングするように美味さを逃がさず、
ジューシーな旨味たっぷり、やわらかくコクのあるお酒と抜群の相性となりました。

  
④定番メニューのカニ肉コロッケには、したたり落ちる”中汲みしずく”のみを集め、1年間氷温熟成させた純米大吟醸生酒『斗瓶囲い』。  
新しいメニュー開発や定番の試食会議でSake Bistro Wの高橋シェフが作る、このコロッケはグループ料飲店6店の中でいつもNo.1の評価。コロッケに使う全材料の9割以上がタラバガニという「金メダルのカニ肉たっぷりコロッケ」に進化をさせた逸品です。上品な吟醸香と口の中で、さらにふくらみが広がる斗瓶囲いと良い相性となりました。

⑤お野菜のエスカベッシュ(フランス版南蛮漬け)で口直し。これにも斗瓶囲いのお酒の相性が良かったようです。


⑥W特製ブイヤベース      

奈良の県花 ナラノヤエザクラ酵母で仕込んだ奈良の八重桜 純米酒と合わせました。魚介類の旨味、さわやかな酸味が、白ワインのように、やわらかな酸とやさしい甘味を持つお酒と口の中で渾然一体となりました。
さらに春鹿 南都八重桜 本みりんをちょいかけるとよりマイルドに! この日のお客様は好奇心旺盛。
添えてあったパンに、このみりんをかけ、「大人のラスクみたいと思わぬ反響が。
女性の参加者が多いので、この飲めるみりんにも関心が集まりました。


⑦イベリコ豚のグリル 燻製ポテトサラダ添え          
脂が決め手のイベリコ豚にはパンチの効いた凛とした斬れ味 まったりした旨みを持つ『山廃純米超辛口生原酒 赤乃鬼斬』。


⑧食事 シーフードリゾットにはWオリジナル純米吟醸のお披露目を行いました。
上品な吟醸香、お米のやさしい甘味、清々しい味わいのお酒に「イイ香り、美味しい」の評判も上々。


デザートには、
⑨バニラアイス リンゴ添えに屠蘇酒をかけました。。
酒とみりんに5種類の漢方薬を漬けた屠蘇酒。配合漢方薬のひとつ、「桂皮」はシナモンの香り。
アイスやリンゴとの相性は抜群。屠蘇酒は蘇という鬼を屠る酒 邪気を祓うお酒です。次回の『お江戸春鹿会』も元気で美味しく楽しい会にお越し頂けるよう願いを込めました。



アンケートを集計すると
酒は純米大吟醸生酒『斗瓶囲い』、僅差で、『木桶山廃純米生原酒』。
料理は「生ガキグラタン」。組み合わせも、『木桶山廃純米生原酒』と「生ガキグラタン」が断トツの
一位。
秋の会に出品した木桶の第2弾とともに今回の第3弾もお客様の評価が非常に高かったです。
2月、3月の木桶酒造りに大きな弾みとなりました。 


3日の様子



4日の様子



ご参加の皆々様、ありがとうございました。
今後ともお引き立て、ご参加よろしくお願い申し上げます。
また、今回参加できなかった皆々様、お越しをお待ちしております。
そしてSakeBistroWの石井店長、高橋シェフ、夢酒グループの森常務、2日間、日休みを返上して開催をさせて頂き、まことにありがとうございました。

Sake Bistro W
〒100-0013 東京都千代田区霞が関3-2-6 東京倶楽部ビル1F
TEL 050-5518-7020


翌朝、義援金付で開催しました『お江戸春鹿会』
6月の福島県、9月の宮城県に引き続き、今回は岩手県東京事務所に伺い、総務行政部長様に皆様から頂戴したお気持ちをお渡しして参りました。




               
  
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2011年11月12日

志賀直哉旧居にて


11月7日

長年、奈良で過ごした文豪 志賀直哉先生が随筆の中で「食い物はうまい物のない所だ」という文を残され、「奈良にうまい物なし」と言われてきました。
そんなことはないといえる奈良フードフェスティバルが実行委員の皆様のお力で開催され、本年で3年目を迎えました。

共催の奈良県の担当者を通じて志賀直哉旧居での特別イベントにお誘いを受けました。

東京のすし独楽様(http://www.the-toritsudai.com/author/sushikoma)に奈良の食材を使って頂いての食事会です。


奈良学園様によって解体修理をされ、内部まで拝観出来るようになった志賀直哉旧居。
志賀直哉先生が奈良で、この旧居を建てられる時、近くに仮住まいし、建築の細部にわたって指示を出したそうです。その際、文章を書く場所として今西家書院敷地内にあった小屋を使われておりました。腕のイイ歯医者の先生が書院で開業され、通っておられた事もあると聞いております。この邸宅を建てられてからもアトリエとして使われておりました。
また、先生を訪ねて武者小路実篤、里見 弴、柳 宗悦、兼子ご夫妻などもお越しだったようです。


書斎


ダイニングテーブル


特別ダイニング開催


お酒は春鹿純米超辛口、旨口四段仕込み純米酒、本醸造 極味(お燗)、純米吟醸210日熟成を出品。
お料理と一緒にお楽しみ頂きました。

菊菜、吉野占地浸し 柿衣


鯛ひしお漬


素麺玉子寄せ 焼きねぶか


海老、茄子、蘇、豆腐の博多胡麻みぞれ


牡蠣五徳田楽


蛸江戸煮


寿し


食後、同志社女子大学で志賀直哉先生の研究をなさっておられる生井教授より、志賀先生の人物像のお話しもありました。



大満足の夕べとなりました。

春鹿が酒蔵SHOPを開いてから、15年目。奈良にはミシュランの3ツ星店をはじめ、要予約した方がよい、美味しいお店が増えてきました。
穏やかな土地柄の美味しい奈良へ是非お越し下さい。

  
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2011年11月12日

酒蔵便り’11冬号


11月12日

酒蔵便り’11冬号、校了し、昨夕、下版。印刷にまわしました。


今月下旬、皆様のお手元に届くと存じます。お楽しみに。
  
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2011年11月11日

けせらせら様で

11月5日
新しい料理長のお披露目を兼ねて、けせらせら様主催で酒羅珠趣衆(しゅらしゅしゅしゅ)in 春鹿を楽しむ会を開催しました。

純米大吟醸生酒 斗瓶囲いで乾杯

先付け  セロリの金平など


旨口四段仕込み純米のお燗酒に
旬 菜  かぶ 蟹あんかけ 青菜 絞り生姜


山廃純米超辛口 赤乃鬼斬
造 里  まぐろ炙り すだち 柚子胡椒


木桶仕込 山廃純米生原酒 
八 寸  小するめ丸干し がっこチーズ ズッキーニぬか漬け 新発売!春鹿の燻製奈良漬


鯛のあら炊きがサプライズで。


御献立にないな~、でも料理長からのサービスなんだと思っていたら・・・

次に何事もなく
純米吟醸生原酒二百十日熟成
強 肴  合鴨ロース 杉板焼が出ました。
  

暫くすると部屋の電気が一部消えて何事?と思った瞬間、火のついた蝋燭付のケーキを持って女将が登場。


誰かのお誕生日なんだと思っていたらキョロキョロ
女将が「数日早いけど、社長の御祝いですよ」とサプライズ。
会の進行に集中していたので一瞬、声が出ませんでした。女将もその三日後に誕生日。
鯛のあら炊きも納得の品となりました。

参加のお客様から2人にハッピーバスデーの合唱を頂き、大感激でしたワーイ


ご参加のお客様



アンケートの結果、純米大吟醸生酒『斗瓶囲い』がダントツの1位。他を寄せ付けませんでした。
お料理は合鴨ロース 杉板焼、八寸と続きました。小するめ丸干しは美味かったですね。
燻製の奈良漬も評判良く、今後、自信を持ってお届け出来そうです。

三野女将、祢津料理長、ソムリエの早川様、スタッフの皆様、ありがとうございました。
これからもよろしくお願い申し上げます。

けせらせら http://www.kesera.jp/
新橋駅から徒歩5分ほど。〆の一品だけでの利用も出来る良いお店です。






  
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2011年11月11日

やっこ酒店様主催の春鹿を楽しむ会

10月23日 西尾市で
豊橋から1時間程、日頃 春鹿をお引き立て頂いている、やっこ酒店様にお声がけを頂き、春鹿の会を開催しました。



ご参加された、お知り合いのお客様M川さんが私のイラスト画を作って下さいましたm(_ _)m。


まるでビッグコミックの表紙のようです(^_^)v。

開催をさせて頂いた旬菜 若王子さま(土地の名前で、なこじと読みます。)にはこんな方々も来店されています。



そして、幼少の頃、心ときめかせた、こんなTV番組の関係者も


旬菜 若王子さんの日記です。
http://d.hatena.ne.jp/syunsai_nakozi/

  
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2011年11月11日

味吉兆ぶんぶ庵様で春鹿を楽しむ会


10月1日

昭和45年 吉兆創業者 湯木貞一の命により出店された「味吉兆」大丸心斎橋店。
吉兆の料理長であった初代が暖簾を継承し、数寄屋造りの堀江店を開業。さらに2代目中谷社長が昨年、都会の真ん中でありながら、「料理」と「たたずまい」で季節を愛で楽しんでいただける「味吉兆ぶんぶ庵」をオープン。


10月1日にちょうど1周年を迎えたことを記念して春鹿を楽しむ会を開催致しました。料理人の方が特別料理の説明を行い、中谷社長様と私が掛け合いしながら、お酒とお料理との解説を行いました。


先付:蟹、四つ葉胡瓜に乾杯酒の『純米吟醸生原酒210日熟成』


椀物:海老真蒸、松茸


造り:鯛、烏賊に純米超辛口


八寸に四段仕込 純米酒の冷や酒


焼物:子持ち鮎塩焼きに純米大吟醸生酒 斗瓶囲い


焚合:大和丸茄子 御所麩、南京に純米酒のお燗酒


大和肉鶏の治部煮に木桶仕込み山廃純米生原酒

終始、和やかで美味しい会となりました。


お客様と談笑する中谷社長


乾杯酒の『純米吟醸生原酒210日熟成』が1番人気、お料理は「八寸」、「子持ち鮎塩焼き」が同票で1番人気。
組み合わせの一番人気は「お造り」に『純米超辛口』。今年のどの会でも刺身とキリッとした味わいの純米超辛口の組み合わせはやはり支持が高いようです。2位には「子持ち鮎塩焼き」と香り華やかでまろやかな風味の『純米大吟醸生酒 斗瓶囲い』が。来年もお酒の会を開催させて頂くことも決定しました!

先月発売されましたミシュランガイド京都・大阪・神戸・奈良2012にて「大丸心斎橋店」様が1ツ星、「堀江店」様が2ツ星、そして「ぶんぶ庵」様も1ツ星を獲得されました。これからもおいしいお料理とともに春鹿のお引き立てよろしくお願い申し上げます。

味吉兆ぶんぶ庵 大阪市中央区本町3‐6‐4本町ガーデンシティ B1F
TEL 06-6245-1055
  
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2011年11月11日

第23回春鹿寄席



9月24日 第23回春鹿寄席を開催しました。

笑福亭純瓶さんの奈良落語百選は「かえる石」 

1ヶ月の間、全く姿を現さず元興寺の前で手招きするきれいな女性の誘いに夜な夜な通い詰めていた男に、この「かえる石」の伝説を話し、正気に戻らせる。話を半分しか聞かなかった友人の一人はこのきれいな女性会いたさに・・・現場に行ってみると、その男は、この石の上からジャンプ! 地べたに、かえるのように張り付いたというオチ。人々から恐れられていた「蛙石」は、昭和31年にご縁があって春鹿の酒蔵から程近い世界遺産 元興寺様に安置され、供養された極楽カエルは今や「無事かえる」「福かえる」と願いを聞いてくれます。


弟弟子の笑福亭鉄瓶さんの落語は「道具屋」

年中ぶらぶらしている甥っ子に叔父が副業の夜店出しの屑物 古道具屋の手伝いをさせる噺。客「このノコギリは焼きが甘い」、甥「(味が)甘い?」と勘違いして鋸を舐める。焼きが甘い意味を説明されると「火事場で拾ってきた」という内輪の話を喋ってしまう始末。最後は、ひどい埃のかかった笛の穴を掃除しようと突っ込んだ指が抜けなくなってしまう客が困って「これ、幾らじゃ?」、「お代は十万円です」、客「おまえ、足元を見たな?」、「いいえ、手元を見ました」と洒落っ気のあるオチ。

続いては日本全国に約80人しかいないという講談師の中から美人と評判の旭堂小二三さん

旭堂小二三さんの講談は「黒雲のお辰」


「黒雲のお辰」は、情けは人のためならずのお話。お殿様がお役に付くにあたり、民が集めた支度金を百姓 新兵衛は江戸へ届ける間際で盗まれてしまう。途方に暮れて川から身を投げようとした時、一人の女性に引き留められる。大金を盗まれた事情を話すと、この女性は盗人の元締め 黒雲のお辰であると告げ、「あなたが盗まれた金はいずれ私の元にやってくる」といって、それ以上の金を渡す。「何かお返しに出来ることは」の問いに、「いずれは打ち首獄門。その時は線香の一本、経のひとつも手向けてくれ」と頼む。その後、捕まったお辰は特別に命を助けられ、出家得度、全国各地を行脚する。途中、香の匂い漂う手入れに行き届いた墓を見つける。よく見るとそれは黒雲の辰と刻まれた自分の墓。欠かさず経を唱えてくれた新兵衛夫妻のお陰と感激の再会をし、この地の寺の門下に入り、永住をする。「情けは人のためならず」・・・回り回って必ず自分に返ってくるという一席の読み切りに、お客様も大満足の講談となりました。


純瓶さんの2席目は古典落語の名作 「青菜」
夏の仕事を終えた植木屋に隠居がよく冷えた上等な柳陰(味醂酒)、鯉のあらいを馳走する。次に青菜を持ってきて欲しいと頼む。暫くすると奥方は「鞍馬から牛若丸が出でまして名(菜)も九郎(食ろう)判官」(青菜は食らってしまいました どうしましょう?)、それに主人は「そうかいな。義経、義経(よしよし)」と、主人に恥じを欠かさないよう隠し言葉で応える。
隠居と奥方の粋なやりとりに感心した植木屋は女房とともに風呂の誘いに来た大工に対して「これ、これ植木屋さん」、「植木屋はおまえや、俺は大工」、「柳陰は呑んでか?」、「そんな良いものあるの?」呑んでみたら、いつものぬるい温度の酒。「鯉のあらいは食べてか?」、「これ、おからと違うか?」、「青菜は?」、「昔から嫌い!」、「嫌いでも好きと言え」。「奥や、奥や」と手を叩くと、ひと間しかない植木屋の住まい、女房は隣の部屋の代わりに押し入れから汗だくで出てくる。そして「鞍馬から牛若丸が出でまして名(菜)も九郎(食ろう)判官、義経、義経」とオチまで言ってしまう。「困った植木屋が立ち往生」の意味を利かせ「弁慶」と言うのがオチ。夏の暑い時期の植木屋と女房、大工のやりとりに笑いがこみ上げ、涙が出る噺となりました。


2部の交流会はヨーロッパのIWCで5年連続メダル、全米歓評会で4年連続ゴールドメダルを受賞した『純米吟醸生原酒 210日熟成』と『旨口四段仕込み純米酒』のお燗。噺家さん達と酒と寄席小弁当を味わいながら楽しい2部となりました。


来年、最初の寄席は1月21日です。
15:00開場 15:30開演 交流会17:30~ 木戸銭 4000円
お問い合わせは、春鹿まで。TEL 0742-23-2255 
  
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2011年11月11日

第10回酒蔵まつり


出張続きで2ヶ月ぶりのブログですm(_ _)m


9月17日
酒蔵まつり10年目を記念して9月17日に初の前夜祭「春鹿 Night Brewery」を開催しました。


ひやおろしなど数種類のお酒と前夜祭オリジナルカクテルとして「Sunny Side Back Alley」(天理市川原城町67 0743-63-3266)の境様に鬼斬を使った「ナツドリ」、奈良の八重桜を使った「花萬葉」を作って頂きました。


色鮮やかなカクテルは味も抜群!「ホントおいしい~」の声も手伝い、3時間の開催中、ずっとシェイカーを振り続けていただく大人気となりました。


境さん、お世話になりました。前夜祭だけの食べ物店は3店。こだわりのおでん「よばれや」様(奈良市餅飯殿町7 0742-24-5575)、気軽に楽しめるフランス郷土料理店「スマガザン」様(奈良市東向北町21-1 0742-26-7662)、オーダーメイドケータリング料理「ラホツ ア ターブル」様( 生駒市真弓2-4-7 0743-71-0321)。こちらも早々に予定料理数が完売し、まつり当日出店のお店から応援に来ていただくほどの大人気となりました。


9月18日 酒蔵まつり当日
第10回酒蔵まつりは、アゴラ太鼓の演奏と鏡開きでお客様をお迎え。

来蔵第一号のお客様、出店飲食店代表、古川杜氏と鏡開き。

当日限定酒担当の社員達が様々なタンクの酒をきき酒し、上品な香り、さらっとした味わいに仕上がった『春鹿 吟醸』を10年目のお酒として選びました。そして恒例の大吟醸を搾る途中の中取りと呼ばれる柔らかな部分だけを斗瓶に別取した『純米大吟醸斗瓶取り原酒』もございました。10年の節目をもじって竹のリキュールかぐや姫、10年目を祝い樽酒も限定酒となりました。


ノンアルコール、スイーツを担当するチームは蔵見学の際に用意する自家製甘酒で作ったアイスクリーム、『仕込水で作ったグリーンティー』などを。

「まつりやっ10年(てんねん)」の呑み処では秋の限定酒 『純米吟醸生詰ひやおろし』をはじめ、数種類ショット売りを。例年と同じ机数をご用意しましたが、予想以上の人出に手狭となってしまいました。来年への反省材料です。
今年もお酒を好きな温度でお楽しみいただけるよう、酒燗器販売メーカーでお燗名人の西岡さんにお越し頂き、大人気でした。


食べ物の屋台は奈良町を中心とした飲食店様「美酒楽菜しゃらく」様(奈良市中院町22-4 0742-27-2330)、「手造りの味 ゆき」(奈良市油阪町460 0742-24-5776)、「柿の葉ずし総本家 平宗」様(奈良市今御門町30-1 0742-22-0866)、「ふぁんろん」様(生駒郡斑鳩町東福寺1-4-15 0745-74-1468)にご出店して頂きました。


そして春鹿の純米酒、酒粕を入れて作られた素麺、うどんの試食販売として「三輪山勝製麺」様(桜井市大字黒崎702 0120-47-8838)が特別出店して下さいました。もちもちした歯触りは今までのものとは全く違う別物です。ユニセフさん、奈良町情報館 地域活性局による吉野の野菜の即売コーナーもございました。

酒蔵見学コースでは、酒造りイラスト、蔵人による説明、酒にまつわるクイズ、櫂入れ体験を行いました。まつりのお遊びコーナーではピンポン球や樽を使ったゲームを開催。


また、紀伊半島南部を襲った台風12号災害に対し、春鹿 年代物の酒チャリティーオークションを開催。大いに盛り上がり、皆様のお気持ち33485円を奈良県義援金窓口へ送らせて頂きました。


酒蔵まつり'11 酒王決定戦クイズ参加者の中、大阪市からお越しの竹林様が見事と第10代 春鹿 酒王になられました。おめでとうございます。6問中5問正解は、この方1人だけ。『春鹿 純米大吟醸生原酒 斗瓶囲い 酒王ラベル(四代目蔵元筆)』をお送り致しました。
これから春鹿の御愛顧をよろしくお願い申し上げます。そしてクイズにご参加頂いた皆々様、ありがとうございました。次はあなたの番です。11年目に向け、さらに楽しい酒蔵まつりを目指します。


来年も皆様のお越しをお待ち申し上げております。
  
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